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3月、今日は亘理町にある幻のラーメン屋さん「ときわや食堂」にやってきました。知り合いから手書き地図を貰って突進したのはよいですが、なんとそれを家に忘れてしまい、思いっきりの迷走に‥(当時はスマホもgoogle mapも無し、あるのは荒ぶるカーナビのみ)。
で、確かこの道だったよなーと行ったり来たりしていたら、何となく目に止まった、かなり古い建物。と、その入口には「営業中」の小さな札がぶら下げてあるではあ~りませぬか。「なんじゃー、この家は(店には見えない)? 何を営業しているの~」と、疑いながらよく見ても、お店らしき看板も何も無いのです。そして建物の脇から裏にかけて、駐車している車があるのですが、駐車場を表す看板もなくて‥。
自分も車を裏に止め、店の前まで行ってみても、あれ~、中も暗い雰囲気‥。びくびくしながら窓に顔を引っ付けるようにして中をのぞいてみると、おや~、何者かがラーメンをすすっているではあ~りませんか。こっこだぁ~!
ガラッと中に入ると、そこには小さなテーブルが2つと、小上がり座敷にちゃぶ台2つ。そのちゃぶ台の一つにあっては、階段の下の斜めの空間にあり、そこでおじさんが片足を土間に付け、半座りのマンガ状態でラーメンをすすっておりましてね~。なんじゃ、ここはぁ~! しかも、見渡しても目をひんむいても、メニューもなんにも無いのです。
仕方なく先客の食べている物を横目でチラ見したりしながら「ラーメンとカレーがあるらしい」と察し、それに習ってラーメンとカレーを注文。すると、すぐ出てまいりましてね~(早い、早すぎる)。
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