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10月、秋田八幡平の北側、八幡平の山々から鹿角市街に向う国道(R341)沿いにある、東北(いや東日本)では珍しい熊牧場「八幡平くま牧場」にやって来ました。して、前日宿泊した旅館を出て朝一に来てみますと、車が一台止まっているだけで、なんかチョット不安に‥。
で、受付を済ませて、熊エサを調達して突撃‥。と、うぉー、やはり強烈な獣臭(けものしゅう)が襲い掛かるように漂って来まして、飼われてはいるのですが、ちゃんと野生の息吹が予想以上に感じられ‥(実際の野生ではこんなシチュエーションはないので、こんなには臭わんと)。
と、そこでは先客がちょうどエサをやっているところ、熊達が立ちあがり両手を広げ、エサをねだっているのが見えました。んー、これは北海道の熊牧場なんかと同じ光景ですね~。
外から施設を見たときには、小さい牧場かと思ったのですが、中に入ってみると結構大きな施設で、熊の数もかなり(100頭くらい)いるようなのです。で、メインはヒグマですが、奥の方に行くと色んな種類の熊がいて、なんと世界最大のアラスカ産コディアック熊なんかもいるのですよ~。
して、私が行くと「おい、そのエサ、早くよごせぇ~、このぉ~!」みたいな感じで、オリをバンバン叩く熊がいたりして、ちょっと怖くなってしまいます。で、熊の大きさを改めて感じ、こんなのが山から出てきたら腰を抜かすなぁ~、と改めて思うのでございました。あと、熊舎の周りには、リンゴが山積みになっていたので、リンゴが好物なんだな~と‥。いや、この地域にはリンゴ農家が多いだけとも‥。
ここは、少し怖い思いと野生の驚異が感じられる、日本では数少ない疑似ネイチャースポットなのではないでしょうか。あ~、恐ろしい~。
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