名物に旨いものあり 八朔・はっさく(和歌山)
 れぽーと

 八朔(はっさく)は、温州みかんと並ぶ、珍しい日本特産の柑橘類なのである。名前からすると、酸っぱいイメージなのだが、実はそうでもない。広島県因島市で発見され、旧暦の8月朔日頃より食べられることから、八朔と名付けられたそうだ。温州みかんの更新作物として作られることが多く、生産地も温州みかんと同じ地域が多い。その中でも、和歌山県が全国の6割を生産するという。

 通常、年内に収穫し、完熟させてから出荷する。木に成らせたまま、ギリギリまで完熟させたものを「木成り八朔」といい、なんと4月まで木成りにしたもの(五月はっさく)まであるらしい。



 夏みかんのような大きさと容姿のハッサク。匂いは、とても甘い香りがしてたまらない。部屋に置いても、時折甘い香りが漂ってきて心地よい。皮をむいてみると、中の実もオレンジ色で、やっぱり夏みかんに似ているのだ。実の袋をむいて夏みかんのように食べてみると、意外に酸っぱくない。上品で、べとつきも少ない感じ。

 この酸味が少ないハッサクは、食べやすいといえば、そうであるが、物足りないといえば、そうでもある。
  八朔(Y) 和歌山産 木成り はっさく(R)

ハッサク
 和歌山産 木成り 完熟はっさく
収穫期:
12月 普通の八朔
2月 木成り八朔
4月 五月はっさく
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