| れぽーと |
「きりたんぽ」といえば、秋田の観光地で売っている、木の棒にご飯を巻きつけて、味噌を付けて焼いたものを思い浮かべる人もいるだろう。私もそれを見ると、とても旨そうなので買って食べてしまうのだが、一度も旨いものに出会ったことが無い。
秋田の人に言わせると、「きりたんぽ」といえば「きりたんぽ鍋」のことをいうらしい。要するに鍋で食べろ、ということだ。「きりたんぽ」は杉の木の棒に、新米(もち米ではなく、うるち米)を半つぶしにして巻いたものである。もともとは大館市が本場で、大館ではごく普通の家庭料理のようだ。

「きりたんぽ鍋」は、おかずもご飯もいらず、鍋だけを食べるご馳走なのだ。強いて言えば地酒もあった方が良い。きりたんぽ、鳥肉、キノコ、セリの独特の香りと味わいの上、おこげご飯が溶け出しているので、普通の鍋とは一風変わったものになっている。特にキノコの食感がこの鍋には合う。(できれば比内地鶏スープを使う。)
この鍋は、翌日になると(前日の残りが)尚旨い。汁の中にきりたんぽが溶け出していて、雑炊にも似た感じになる。最初は鍋だけで食事が済んでしまうのに少し抵抗があったのだが、最近は慣れた。まんざらでもない。寒い冬に体が温まる鍋である。 | きりたんぽ(Y) きりたんぽ鍋セット(R)
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きりたんぽ鍋
| きりたんぽ(ササニシキ)、ゴボウ、長ねぎ、鶏肉(比内地鶏)、セリ、キノコ(マイタケまたはシメジ)、糸コン |
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