名物に旨いものあり ラフランス(山形)
 れぽーと

 ラフランスは西洋梨の一種で、フランスで発見され、明治に日本に伝わって来たようだ。生育期間が長いため手間がかかり、病害虫や天候の影響を受けやすいため、母国フランスでは栽培をやめたらしい。

 店先で売っているものは、食べごろ間近だろうと思うのが普通だが、このラフランスはそうではない。室温のまま保管し、軸の周りがやわらかくなったら食べごろになる。それから冷蔵庫で冷やして食べると美味しいのである。ラフランスは、木になったままでは熟さなくて、収穫後2週間ほど経つと澱粉が分解され、ペクチンが水溶性を増してクリーミーになるそうだ。



 最初は何も知らずに、買ってすぐ硬いまま食べたのだが、まずくて食べられなかったのだ。冷蔵庫に入れておいても、なかなか熟さず困ったものだ。最近食べ方を知ったので、やっと美味しく食べられる。

 完熟したラフランスは、とても不思議な食べ物である。冷やして食べると、まるでアイスクリームのように滑らかで、しかもジューシーで、とても美味しい。きめ細かな果肉は、今まで食べたことが無い、そんな高級フルーツである。

 年末に買った青いラフランスは、冬の寒い部屋では、なかなか熟さない。暖かい居間に置いて、熟すのを待とう。
  ラフランス(Y) ラフランス(R)

ラフランス
 山形のラフランス
西洋梨:
山形は全国生産の8割、10月中旬から収穫。販売は〜12月まで。
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