名物に旨いものあり タンカン(奄美大島)
 れぽーと

 タンカンとはなんぞや。四国、九州から沖縄にかけて、たくさんの種類の柑橘系果物があって、いつもながら何がなんだか分らなくなる。食べたことがなくても、聞いたことがあるというのが殆(ほとん)どなのだが、このタンカンは聞いたことがない。

 タンカンは中国広東省原産の自然雑種で、そのルーツはオレンジやポンカン、はたまたミカンともいわれているようだ。はっきりいって分らないから雑種ということになっているのだろう。鹿児島以南で栽培され、奄美大島で最もよく作られているという。



 見た目、かなり表面に傷があり、他のきれいなフルーツと一緒に置いてあると、なんじゃこりゃと思ってしまう。たぶん、無農薬に近い自然栽培で作られているのだと思う。赤みをおびたミカンのような色合いで、形はまん丸でオレンジに似ていて、かすかに柑橘系の香りがする。皮をむいてみると、思ったよりも皮は薄く、中の実は大きい。

 普通にミカンを食べるように、ひとふさずつ、はがしてそのまま食べられる。味は(たまたまかも知れないが)、あまり甘味や酸味の少ないさっぱりした感じで、ジューシーで食べやすい。ミカンの大よりちょっと大きいのだが、一個なんてすぐペロリなのだ。種は全体の中の2ふさに一個ずつあった。見た目は違うが、デコポンにも似たかんじかなー。
  タンカン(Y) タンカン(R)

タンカン
 屋久島産 タンカン
収穫期:2月上旬〜4月下旬(奄美大島)
ビタミンCが温州みかんの約2倍といわれている
 名物に旨いものあり > 鹿児島名物
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