東北の温泉と観光・旅行
ころり三観音
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鳥追観音(西会津町)No.1
〒969-4406 福島県耶麻郡西会津町野沢字如法寺乙3533 TEL.0241-45-2061 金剛山 如法寺 鳥追観音
参拝時間 4月〜11月/8:30〜16:30 12月〜3月/9:00〜16:00 年中無休
拝観料・駐車場・トイレ無料、売店(買えば有料)

メモ)
 全国でも珍しい東西向拝口(東口から入り、西口から出る)の御堂。東口の彫刻の中で有名な「隠れ三猿」は、左甚五郎が刻んだと伝えられる。
1.鷹に襲われる猿(難より隠れサル)
2.鷹が猿を見失い難を逃れた猿(難を逃れサル)
3.手枕で丸くなって眠る猿(安楽に暮らしサル)
 観音に祈願してこの三猿を探し得れば、牡丹の蕾(つぼみ)が花開くように幸運が開き、「福マサル」といわれているそうです。
 会津ころり三観音(三つお参りすればコロリと逝ける)の一つ、鳥追観音へ、自分の意思ではなく、家族の希望でやって参りました。まだそんな年ではないと思うのですが、一応仕方なくやって来たのです。

 見れば左甚五郎作と言われる社を飾る彫刻が見事で、何やら東側の屋根の下辺りに三つの猿が彫られてあり、二つは簡単に見けられるが、もう一つがなかなか見つからないそうなのです。根拠のない自信と共にばく進して参ったわけですが、案の定、三つめがなかなか見つかりませぬ。邪心があると見えないとも言われ、邪心満身の私には、はなから無理だったようでございました。

 ところが、邪心の無い(無邪気な)相棒のMGには見えるようで、「見つけた!」と私に教えてくれるのですが、私にはどうしても猿には見えないのでした。

 ‥宗教心の薄い私達のような日本人は、三つめの猿がどこにあるのか追求したくなるものですが、それは野暮というものです。素直に「見つからなかったなー」と思って帰って欲しい、それが作者の意思なのではないでしょうか。大体、教えて貰わないかぎり、絶対に見つからないようにしてあるのです。

 ちなみに、左記の説明にヒントがあるように、牡丹のつぼみの辺りにその猿がいるそうです。(長く時間をかけても大変だと思うので、ポイントを書いておきます)

2009.11

立木観音(会津坂下町)No.2
〒969-6584 福島県河沼郡会津坂下町塔寺字松原2944 TEL.0242-83-3171 金塔山 恵隆寺 立木観音
参拝時間 9:00〜16:00 年中無休 拝観料無料 但し観音堂入堂の参拝は300円
無料駐車場・トイレ、売店2軒
メモ)
 桂の大樹に一刀三礼の精魂こめて彫りあげた十一面千手観音が本尊。本尊は像高二丈八尺(8.5m)で、わが国最大の高さを誇る一木彫の木像で国の重要文化財。
 本尊の左右には、二十八部衆と風神、雷神が安置されている。また、観音堂内には、抱きついて願い事をすれば願いが叶うといわれる「抱きつき柱」がある。

 ころり三観音の一つ、立木観音にやって参りました。駐車場に着くと、すぐに売店のお母さん達が「お茶飲んでってぇ!」と誘ってくるのを断りながら突進いたしますと(すみません、先を急ぐもので)、御堂の中には幕が引かれており、肝心の立木観音が見えないのです。

 参拝料を納めますと鍵を開けて中に案内され、幕の端を1/3程開け、観音様を拝ませてもらえ、同時に録音の案内が始まり、色んな説明が聞ける段取りになっております。そして最後に、案内に従って脇の太い柱に抱きついて各々願い事を唱え、一段落するのでございます。あ、いや、なかなか見事な観音様でございました。ご本尊様も良いですが、二十八部衆もなかなかだと思います。

中田観音(会津美里町)No.3
〒969-6405 福島県大沼郡会津美里町米田字堂の後甲147 TEL.0242-78-2131 普門山 弘安寺 中田観音
参拝時間 9:00〜16:00 年中無休 拝観料無料 但し観音堂入堂の参拝は400円
無料駐車場・トイレ

メモ)
 野口英世の母、シカさんもこの金銅造十一面観音立像を信仰。郷里に帰った英世が母シカ、小林先生と3人で深々と頭を下げ一心に祈り立身出世ができたお礼参りをしたことで知られている。観音堂内には「抱きつき柱」があり、信心の方が抱きつくと何ごとも念願が叶えられるといわれている。

 最後の訪問地、中田観音へ道に迷いながらやって参りますと、新鶴温泉のすぐ下にある感じになっています。境内を散策してみますと、なんと冬桜が咲いており、冬枯れの景色のなか、ほのかに彩りを添えているのでした。

 会津観音巡りでは、どこに行っても草鞋(わらじ)が吊るしてあり、大きいのやら小さいのやら沢山の草鞋に出会いました。


 福島といえば、信夫三山暁参りの「大わらじ」が有名ですが、会津のわらじも負けてはいないのです。草鞋は、足の健康や旅の安全などを祈って祭られるようになったようですが、本堂ではなくて山門に祭られていることが多いようですね。帰り際に「普段からもっと歩きなさい。そうすればコロリと逝けますよ」と語られているように思いました。

※ちなみに、観音様は撮影禁止でございます。

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