初秋の毛越寺(もうつうじ)、達谷窟(たっこくのいわや)を見学した後、未だ地震(*1)の爪痕が残る国道342号線を須川岳(栗駒山)方面へ仮設道路などを進み、「祭畤温泉かみくら」にやって参りました。宿は地震後に改装した本館と、新しく建てた新館があり、どちらも木の香りが漂う、なかなか雰囲気のある建物です。道路から見ると一軒しか見えないのですが、奥にも建物が続く結構大きな施設になのです。
2009.10(宿泊)
*1)2008年、岩手・宮城内陸地震
奥側の本館で受付を済ませ、荷物を下ろして館内を行きますと、新館の外れが木をふんだんに使った浴場になっていました。
浴場内には石造りの内湯と、窓の外に露天風呂があり、どちらも無色透明で匂いの無い、キレイなお湯が満たされています。内湯はサヤサヤとお湯がオーバーフローし、露天風呂はドバドバと注がれたお湯が、どこかへと消えて行きます。露天風呂に注がれる2本のお湯の内、片方は温泉の匂いがし、なかなか良い感じです。お湯はちょっとツルッとする、弱アルカリ性くらいの肌触りです。
久しぶりに浸かる温泉、やっぱり温泉はいいな〜と、つくづく思いまするね。
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 低張性アルカリ性高温泉
源泉:祭りの湯 42.2℃ pH8.7 6.75Ci ナトリウム 335, マグネシウム 162, 硫酸 941 (平成19年分析) ☆温泉の成分が年々変っているようです。なので平成20年の地震後も変っているかも知れませんね。
(宿泊プラン名:“幻の名牛”前沢牛の絶品ステーキを夕食にプラス)
夕食は通常メニューに前沢牛ステーキを追加したものを頼んでしまって、量がかなり多く、食べきれないほどでした。殆どの料理がおいしいですが、特に岩魚の塩焼きが絶品ですね。前沢牛は、相棒の肉食ザウルスによれば「モー、やわらかくて美味しい」だそうです。朝食には釜焚きのご飯が、お釜と一緒に出されるのが特筆すべきところ。
宿の全般的な印象は、一流なところと、おおらかなところが共存する、そんな宿に感じました。中居さんがアジア系外国人と思われるところも印象的です。帰るときに自家焙煎のコーヒー豆と、「これから猊鼻渓に行きます」と訴えたら舟下り割引券(1割)を下さいました。 |
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