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気仙大工左官伝承館


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気仙大工左官伝承館

(陸前高田市、昔の家が面白い)
〒029-2207 岩手県陸前高田市小友町字茗荷1-237 TEL.0192-56-2911
拝観料 無料
気仙大工左官伝承館 - 施設の外観1気仙大工左官伝承館 - 施設の外観2
気仙大工左官伝承館 - 館内気仙大工左官伝承館 - 囲炉裏
気仙大工左官伝承館 - 梁気仙大工左官伝承館 - かまど、釜神様
気仙大工左官伝承館 - 座敷1気仙大工左官伝承館 - 座敷2
 12月、三陸海岸へ。と、岩手県の沿岸南部は気仙地方といわれる地域ですが、南隣りの気仙沼市は、何故か宮城県に属してしまっているという、なんともややっこしい地域なのです。

 で、江戸時代は共に仙台藩で、昔から交流が深く、今でも仲が良いことは言うまでもありません。‥ほんと県境の地というものは、分割されたり端っこが故に不遇にあったり、損をすることが多い地域なんですよね~。

 その気仙地方の一つ、陸前高田市が発祥とされる気仙大工は、全国的にも名の知れた大工集団だったそうです。その大工さん達は、気仙地方(大船渡&陸前高田&住田)、気仙沼、その周辺地域で大変に活躍されたようで、この伝承館にある家屋と同じ造りの建物が、昔は多く見られました。

 実際、今日この伝承館を拝見してみると、小さい頃の記憶に残る私の親戚の家にそっくりなのです。囲炉裏や炊事場、土間の構造などが同じで、涙が出るほど懐かしく思いましてね~。

 その展示物の茅葺き屋根の家では、誰もいない囲炉裏に、思いっきり薪が焚かれ、あの青白い煙がモウモウと立ち込め、昔の豪快な暮らしを思い起こさせるのでありました。この焚火が臨場感バツグン‥。

 えーと、女性の係の方が無料で案内してくれましたが、内容はここには書きません、現地にて聞いてください‥。

p.s.
 カマドの神様(釜神様)が無言で「火の用心」を唱えており、なんとも言えない、その顔が印象に残るのです。鬼の面は、いつ見ても心に響きますな~。

箱根山

(陸前高田市・市民の森) 、このurl
 伝承館の係員の方が「上の方に上って行くと展望台があり、広田湾も望めて良い景色ですよ」と教えてくれたので行ってみました。

 最高部に駐車場とトイレと展望場所がありましたが、その手前にある円形展望台からの眺めの方が良いようでして‥。その弓形になった高田松原の海岸線も、雨に煙りながらうっすらと。

 今日はあいにくの雨天。天気が良ければ最高なんでしょうけどね~。
気仙大工左官伝承館 - 展望場所気仙大工左官伝承館 - 景色1
気仙大工左官伝承館 - 景色2気仙大工左官伝承館 - 景色3
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