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盛岡の中心部にある老舗のラーメン屋さん、「中河」にやって来ました。数あるラーメン写真を見ているうち、その独特な麺の容姿に惹かれ、引き寄せられようにやって来たのです。
(トラックも時折通る)細い路地から入店すると、狭い店内にカウンター席6つとテーブル席が2セット。次々にお客さんが入ってくるので、最初から相席覚悟で座らないと、後で面倒な事になってしまいます。席からあふれた場合は外ではなくて店内奥の通路に並び、モサクサしているお客さんに視線を送り、早食を促(うなが)せる仕組みになっております。
席に着いて店内を見渡すと、「中華そば 550円」の札が一枚、威風堂々と張ってあり、ポカンとしているとオバサマが笑顔で注文取りに。思わず「2つ下さい」と訴(うった)えると、それで話しが通じ、一安心した次第でございます。
ふぅと安堵していると、すぐさまラーメンが運ばれてきて、見ると、事前に見た写真とそっくりそのまま、期待通りで満足いたしました。テーブルには親切にもフタの無いコショウ瓶が一つ。レンゲも無く、両手でスープをすすってみると、薄色スープのコクが深く、とってもおいしいのです。しょうゆダレであることは確かなんですが、何味とか分類できない、あっさりしたスープなんですよね。
そしてまた、この黄色い極細ちぢれ麺が、最初は硬く、食べている間にちょうど良くなる、味のある麺なんです。チャーシューもメンマも程ほどの濃い味で、おいしゅうございました。いやー、ラーメンも面白いもんなんですねぇ。えーと大体、さっと食べて、さっと出て行く、そんな立ち食いそば的なラーメン屋さんだと察しました。あっさり好きなら、ぜひどうぞ。
2011.09 |