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宮城県・県民の森は、仙台市の北に静かにある、ほとんどが山だけの静かな公園です。地図で見て初めて「お〜、こんな所があったのかぁ」と思わせる、透明な存在なのです。でも、かなり広くて大きな存在で、東の一部には宮城スタジアム(県サッカー場)があり、県民の森内には狭いですが、ちゃんと道路も走っています。
岩切側から細い道を登り突進すると、右手に高森山公園(岩切城跡)が見えてきまして、この春も見事な桜山を咲かせているのでした。堅牢な山城に向って遊歩道を登ると、これが意外にきつい道中でありまして、テレビの時代劇などで「なんであんな山城ごとき、すぐ落とせないのかなー」、なんて思っていましたが、実際に登ってみると、「こりゃ落ちないわぁ」と納得するのでございます。
頂上付近は城跡らしくだいたい平で、いちおう芝生的公園になっています。周囲には木々が薄くありますが、だいたい四方を見渡せる感じで、仙台市内や、太白山、泉ケ岳なども見えていました。
桜は頂上一帯がそれで、まぶしいくらいキレイ。高森山を吹き抜けるそよ風、下界に広がる景色、小鳥のさえずり、桜を見る人々、みんな春の陽気にささやかな幸せを感じているように見えました。‥桜というものは、枯れ木に花が咲いているように見えて、お見事、というしかありません。
2009.04
p.s.
高森山公園(岩切城跡)には駐車場が3,4台分しかなく、本来なら少し上の中央記念館の駐車場に止めて歩いてくるべきなのでしょう。でも桜の時季の休日は、道が一方通行になり(岩切側から行く)、路肩が駐車場になるようですね。 |