国道282号線から山中への細い道に入り、「本当にあるのかなぁ〜」と少し心細くなってからも、しばし進むと、こじんまりとした建物が見えてきます。遠くからやって来たこともあり、真の秘湯といった感じの所に思えました。駐車場はあまり広くないので、休日等は、たぶん混雑していることでしょう。
道路にはジープのブルドーザーが置いてあり、こんなのもありなんだ、と感心してしまいました。一度その動く雄姿を見てみたいですね。
2003.09.04
玄関から入り、受付で鈴を鳴らすと、女将さんが窓から顔を出します。250円を払うと「どうぞ」と言って、窓を閉めてしまいます(まあ、普通か・・・)。
浴場と書いている方へ降りていって浴室をのぞくと、こりゃすごい。むか〜し昔の温泉といった感じの湯舟に、豪快にお湯が注がれていて、思いっきり湯舟からお湯があふれ出しているのです。湯舟も床も茶色の析出が付着し、ものすごくデコボコになっているのです。
この湯舟はもとはヒバの浴槽らしいのですが、凄く硬くなっていて、とても木には思えないのです。
さっそくお湯に浸かってみると、入るというより、お湯の流れに浸かるというイメージなのです。鉄の匂いもすごいです。こんな温泉も、まだ日本にあったのかと、とても感激してしまいました。
窓になんと「日本一」の文字が書かれた後があったのですが、どうして消した(消えた)のでしょう。色んな意味で日本一に間違いありません。私が大金持ちなら、ここの温泉を買い取って、大観光地にしてしまうかも知れません。でも、売ってくれないだろうなー、と、はかない夢を見るのでございました。
湯上り後、メガネに白い粉が付き、使ったタオルも茶色に変色していました。カランも無いので、このお湯で髪を洗ったら、いったいどうなるんだろう、などと余計な心配もしてしまいます。
また、青森の凄さを思い知らされました。新幹線が出来たりして、日本全国均一になってしまうのは、とても残念です。何時までも、そのままでいて欲しい温泉です。 |
|
泉質:カルシウム-塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:古遠部温泉 42.0℃ pH6.4
カリウム 105 , ナトリウム 860 , カルシウム 522 , 塩素イオン 1673 , 硫酸イオン
688 , 炭酸水素イオン 1347 |
|