北上市の西方の奥羽山脈の山の中にある、本当の秘湯です。近年では近くに夏油高原スキー場ができたので、スキー場までは比較的立派な道路ができています。しかし、スキー場を過ぎると、崖沿いを走る数キロの細い道となっていて、とても怖い道のりなのです。冬は豪雪で行くことができず、夏だけ利用するという意味で夏の名前がついたそうです。
旅館の奥の方には湯治用の建物がたくさん並んでいて、その先の長い階段を降りて行くと露天風呂があるのです。建物の軒下にはツバメの巣がたくさんあり、春から初夏にかけてはツバメの天国になっているんだろうなーと想像させてくれるのであります。
夕食は山の料理といえるものだと思います。特徴的なものは、細いタケノコを焼いたもので、これが香ばしくてジューシーで、タケノコの味が凝縮されているのです。朝食は和食系のバイキングとなっています。夕食、朝食共にまあまあ美味しくいただけました。2003.10.31宿泊
渓谷沿いにある露天は2グループに分かれていて、上流にあるグループは3つのお風呂になっています。
その一つが良くテレビなどで紹介されるもので、露天の中でも一番大きい大湯です。岩からお湯が流れ出ている温泉で、湯温も高く、かすかに温泉の匂いのする、無色透明のサッパリしたお湯です。
ここの露天風呂はどれも、眼下に川が流れているので、川の音と、渓谷の風景を楽しむことができる温泉です。お風呂の底は岩そのもので、枠はコンクリートで固めてあります。
(滝の湯は女性用)
疝気の湯は囲いも何もないので、歩いてきた人におもいっきり見られ、しかもその足元に湯船があるという寸法なのでございます。ちょっと一人では心細い温泉なのです。 |
@大湯

A滝の湯 B疝気の湯 |

D女(目)の湯 C真湯

小天狗の湯 白猿の湯 |
下流には2つのお風呂があり、女(目)の湯だけは、少し透明感があるような、そんな感じで、少しぬるいお湯でした。真湯は少し白い湯ノ花がまっていて、大湯と同じ感じのお湯で、大湯よりはぬるい感じです。
内湯の小天狗の湯は、少し石油系の匂いがする白い湯の花が舞っているお湯で、湯温も高く少しスベスベし、温泉に入った気分になるお湯でした。
ここの露天は、服をカバンに入れ、タオルを巻いて全てのお風呂をそのままハシゴすることができるのです。実際にそうしている人がいました。
お風呂がたくさんあり、頑張ってあちこち入ったので、夕食後いつの間にか眠ってしまいました。
ここは2日くらいないと、ゆっくり楽しめないかも知れません。 |

備考)
@BCナトリウム・カルシウム・塩化物−硫酸塩泉 低張性弱中性高温泉 56.6-59.8℃ pH6.5-6.6
A含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 低張性弱中性高温泉 源泉:滝の湯 54.8℃
D含二酸化炭素・カルシウム-塩化物泉 低張性弱中性高温泉 源泉:女(目)の湯 43.0℃
Eナトリウム・カルシウム−硫酸塩泉 低張性弱中性高温泉 源泉:白猿の湯 67.6℃ pH7.1 ラドン 11.82 ナトリウム 199, カルシウム
502, 塩素 161, 硫酸イオン 1329, 炭酸水素 170, メタケイ酸 125
Fナトリウム・カルシウム・塩化物泉 低張性弱中性高温泉 源泉:小天狗の湯 63.0℃ pH6.6 ラドン 3.46 ナトリウム 689, カリウム 114 , カルシウム 380, 塩素 1469,
硫酸イオン 421, 炭酸水素 342, メタケイ酸 162, 遊離二酸化炭素 228
<時間>
宿泊客の露天入浴は日の出-20:30、内湯24H
滝の湯のみ7:00から
A滝の湯 10-11,17-18 男性用に変更
B疝気の湯C真湯 終日混浴
@大湯D女(目)の湯 10-11,17-18 女性用に変更 |
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