肘折の小路にある地元専用みたいな共同浴場、でも一般客も入れる、河原湯にやって来ました。入口が電子ロックなので、4,5軒東の管理人(青い屋根・張り紙あり)から、ロックを外して貰うことになります。面倒をかけるので嫌がられるかと思ったのですが、「どうぞ、どうぞ」という感じで、ロックを外すと「ごゆっくり」とおっしゃり、さっさと(当たり前か‥)帰ってしまいました。
こんな感じなので、中には誰もいないものと普通に思いますよね。ところがです、ちゃんと人がいたんですよね。そりゃとても驚きました。
2003.09
先客もいなくなって一人。浴室は、殺風景なコンクリートの打ちっぱなし、壁の高いところに窓があるだけで、まるで牢屋にでもいるような感覚に陥入り、何か虚しい思いが立ち込めるのです。チョロチョロとお湯の流れる音が拍車をかけ、(昔、教科書に載せてあった)井伏鱒二の「山椒魚は悲しんだ‥」のフレーズが頭の中に浮ぶのでございました。
お風呂は、小さめの湯舟に熱いお湯が注がれ、掛け流しになっていて、温度調節のために、水も少し投入されていました。少し褐色に濁ったお湯は、鉄の匂いがし、肌をこするとまろやかにすべる、かなり濃い感じの温泉です。これは炭酸水素のスベスベ感だと思いますね。こりゃ良い湯ですわな。
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
源泉:組合3号源泉 75.6℃ pH6.8 ナトリウム 941, 塩素 1120, 硫酸 224, 炭酸水素 1005, メタケイ酸 165,
遊離二酸化炭素 267 |
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p.s.)
肘折温泉はかなり山の中にあり、秘湯というべき所にあるのですが、温泉旅館が集中し小さな町になっています。初めて来たので、何も分らずに温泉街に車で入ってしまいましたが、ここは車で温泉街に入ると大変なことになります。とても狭い道に対向車が来たりして、身動きできないのです。日帰り入浴なら温泉街には入らず、「肘折いで湯館」の駐車場を利用した方が良いようですね。 |
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