盛岡から幹線国道(R46)を秋田に向うと、県境の手前に国見温泉に登る入り口があり、そこを数キロほど登ると、秘湯感満点の国見温泉にたどり着きました。今日は小雨が霧状に降り、視界が十分にないのが残念です。あと、旅館の建物は表から見るとシャレタ感じですが、中に入ると山小屋風といった感じですね。
2003.07(宿泊)
お風呂は混浴を含めて3箇所あり、3つ共に同じ源泉のようです。
ワクワクしながら、まず内湯に行ってみると、超ひなびた浴室のコンクリート製湯船に、きれいなエメラルドグリーンのお湯が静かに満たされていました。勇んで浸かってみると、硫黄臭と甘い香りが漂うスベスベする肌触りのお湯で、注ぎ口付近では少し石油系の匂いもしていました。辺りを見渡すと、浴槽には白い湯の花がガビガビにこびり付き、白い湯舟が自然に作り出されているのです。更に、水面には細かいパラヒィンのような湯の花が浮いていたりして、今までに出会った事の無い、別の惑星に来たような、そんな温泉なんです。
満を持して(まんをじして)夜10時過ぎに混浴露天風呂に行ってみると、お婆ちゃんグループがちょうど上がったところで、ありゃ、一人だけ遅れて服を着ているところでした。気にせず、入り口から左右にある脱衣スペースの空いている方に入ろうとすると、「もうすぐ着終わるんだけど〜!」と意外にもおっしゃるので、仕方なく外で待つことに致しました。薄明かりだし見えたりしない(見る気もサラサラ無い)のですが、いくつになっても女性は女性(の気持ち)なんですね。‥そのお婆ちゃんは、湯治なのか、別棟の方に去って行きました。
誰も居なくなった後やっとお湯に浸かり、注ぎ口の方に歩いてみると、急に足元がヌルッとするのです。その底には硫黄の泥が溜まっていて、まさにドロドロ状態で、手ですくってみると灰色の湯ノ花が大量に出てきました(湯上り後、手がツルンツルンになっていました)。晴れた夜に満天の星を眺めながら入浴したら最高だろうなー、と小雨の中をブツブツ言いながら、入浴致しました。それにしても、この露天風呂、蛍光塗料でも入っているかのように不気味に光るんですよね。
泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
源泉:国見温泉(薬師の湯) 54.5℃ pH7.1
夕食は山菜メインの山の料理で、(宿泊8000円の値段から言っても)豪華なわけではありませんが、まあまあ美味しく頂くことができました。館内は木造の古いものなので、他のお客さんがドタバタやっているのがよく聞こえてくるのです。まぁ、それがまた、(疲れもあり)子守唄のようにも聞こえるのですけど。
追記)
2004.07.11 大浴場を新しく建設しているようです。写真の内湯は変わります。 |
大浴場
小浴場
混浴露天
混浴露天の入口
|
|