神次郎温泉・大元荘は、角田市の丘を越えて行った外れ(角田宇宙センターの東隣り)の静かな所にある鉱泉の宿です。外から見ると、とってもひなびた感じでかなり不安を覚えたのですが、中に入ってみると、こざっぱりと綺麗にしていたので安心しました。
2003.12
中に入ると、廊下の先にお爺ちゃんが歩いているのが見え、「こんにちは〜」と声を掛けてみると、何事も無いように歩いて行くのです。どうも石油ストーブに灯油を入れているようなのです。普段は上品で大人しい私ですが、変身したように10回程叫んでみると、それでも、灯油を入れて帰ってきたお爺ちゃんは平然と部屋の中に入って行くのです。
あっ気にとられ、しばらくポケ〜っとしてしまいました。すると、少ししてお爺ちゃんがまた出てきたので、今度は念力を送ってみたところ、やっとこちらに気が付いてくれたのです。「お風呂かい〜、まだ溜まってないんだぁ〜。お客さん来ないから、まんだ沸かしてねぇんだ。午後の3時位に沸くべ〜。午後さ、なったらまだ来てけろ〜」と案内してくれるのでございました。それが耳が遠いようで、とても大きな声でした。でも、しっかりとした句調で、元気そうでした。
人間、これくらいのペースで行けばいいんですね。ワシも、まだまだです。いつになったら仙人のようになれるのでしょう。修行の鉱泉めぐりは、まだまだ続けねばなりませんね。
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 - 24.0℃ |
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