孝の湯は、遠刈田温泉から南へ少し離れた国道(R457)沿いにポツンとある共同浴場で、いちおう隣にプレハブのお休み処があり、日帰り温泉的にも使えるようになっています。元々が地域の共同浴場なので、18時以降は地元専用に切り替わります。
2002.05
隣のプレハブ小屋で受付を済ませ、湯小屋に入ります。天気が良いので脱衣所の窓を開けると、すぐ脇の緩やかな坂道を車がビュンビュンと、何か忙しそうに走って行くのです。のんきに裸になる自分とのギャップに、何か違和感さえ感じてしまいます。
小さな浴場には、隅にくっ付けたようにある三角形の湯船が一つと、2箇所の洗い場、1つのシャワーが付いてました。お湯は、ちょっと灰色っぽく濁ったお湯でかなり熱く、先客が水道水でうめながら入浴していました。
その一風変わった三角形の湯船は、自然に角を向いて入浴する形になってしまうのです。窓でもなく壁でもなく隅を向いて浸かるのは、寂しいような空しいような、そんな空虚さを覚えるのです。みなさん、一度、部屋の隅を向いて座ってみてください。そうすれば分かります。でも、この狭い浴室、苦心の末にこんな形になったのでしょう。
気楽に立ち寄れるこの浴場は、料金も安いことからお客さんが沢山来ていました。
泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉
源泉:孝の湯 50.0℃ pH8.3 (ナトリウム 175, カルシウム 482, 塩素 1,5, 硫酸 1148, 炭酸水素 109) 分析:平成9年2月 |
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