東鳴子温泉のさびれたメイン通りに、木々に囲まれひっそりと建っている、温泉通の間では有名な旅館です。ここには4種類の源泉があり、(分析表にはラジウム系の表示はないのですが)パンフレットには鳴子唯一の天然ラドン泉と書かれてありました。
川沿いに新しい道路ができてから、東鳴子温泉の通りはすっかり静かになってしまいました。寂しいような気もしますが、宿泊者には静かで良いかもしれません。
2002.10.06
玄関から右に行くと「ひょうたん風呂」「婦人湯」があり、左に行くと「黒湯」「家族風呂など」があります。「こちらがマスコミ等でも取り上げられている黒湯です」と番頭さん(ご主人?)が自慢げに案内してくれました。
黒湯の浴室に入ったとたん、タール臭というかアブラ臭というか、うまく表現できませんが、石油系の臭いが漂ってきました。浴槽には白い湯の花が混ざった熱いお湯と、ぬるいお湯が2本注がれています。入ると、とても熱くてたまりません。我慢できず、水道で少し薄めて入浴してしまいました。お湯は深い緑色で、しかも黒ずんでいて、湯舟の底は全く見えないのです。こんな温泉は初めてです。この石油系の臭いで、湯面に油が浮いてないのが不思議なくらいです。
その奥にあるのがプール風呂というらしいです。当日はお湯を溜めている最中で入れませんでした。
泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
源泉名:章の湯 59.2℃ pH7.1 400m掘削
一旦服を着て、引き返し、反対側のひょうたん風呂の浴室に行くと、一見、黒湯を小さくしたような感じのお風呂がありました。黒湯から比べると、臭いも色も薄く感じますが、こちらも強力なお湯です。当然、こちらも掛け流しです。
入浴してしばらくすると、気泡がプチプチと湯面にはじけているのに気付き、驚いてしまいました。黒緑色に濁った湯なので、最初は気付きませんでしたが、良く見ると体中の体毛に小さい気泡がくっ付いているのです。ちょっと体を動かすたびに、湯面に気泡がはじけ出てくるのが分かります。肌をこするとだいぶヌルヌルするお湯です。
別の場所にも浴室があるようなのですが、熱い湯に2つ入ったのでグロッキーです。もう、今日は勘弁してください。
泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型) 低張性弱酸性高温泉
源泉名:玉の湯 51℃ pH6.5 |
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