飯豊(いいで)連峰の山中に、こじんまりとした人里があり、その奥にこの三好荘がありました。当日は少し霧がかかり、遠くの山々が水墨画のようにぼんやり霞んでいました。宿の脇には小川が流れ、水車のディスプレーもいい感じです。
2004.06.25
お風呂は、桧の大浴場と源泉湯があり、役柄上、源泉湯の方に入ることにしました。浴室に行くと、ちょうど掃除をしている所なのですが、見ると、腰の曲がったおばあちゃんなのです。(仕事と運動を兼ねていると察するので)手伝う訳にもいかず、終わるのを待ってから入浴しました。
湯舟を見てビックリ。小さめの湯舟に、笹色に濁ったお湯が掛け流されていて、表面に油膜がニョロニョロと漂っているのです。ウワァ〜。入ってみると、鉄の匂いがし、肌をこするとスベスベします。入口付近にしばらくいると、体の表面に大きめの泡が付いてくるのです。炭酸水素の小さな泡と違い、大きい泡です。
お湯の注ぎ口は湯舟の中にあり、二酸化炭素が飛ばないようにしているようです。オーバーフローする出口が小さいのが、ちょっと気になるところ。
私が、体に付いた泡をしげしげと見ていると、後から来たお客さんが、「ほら、手をドボンとすると、すごい泡が出るんだよ。」と教えてくれました。やってみると、なるほど、大きな泡が、底からドボドボンと湧きあがってくるのです。こんな温泉、見たことありません。すんごいです。
しかし、表面の油膜と色と雰囲気をみたら、一般人は逃げ出すに違いありません。 |

檜の大浴場

源泉湯
|
泉質:含鉄(U)・カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性温泉
源泉:三好荘源泉 40.1℃ pH6.5
ナトリウム 2971, カリウム 292, マグネシウム 103, カルシウム 871, 鉄(U)
21.1, 塩素イオン 4323, 硫酸イオン 1925, 炭酸水素 2079, メタケイ酸 109, 遊離二酸化炭素 1116 (こんな分析表がこの世にあったんですねー) |
|