最上川の西側を走るR347から、富本温泉の看板(ボロボロ)を曲がり、細い田んぼのあぜ道のような道を信じて進んで行くと、一般民家風の富本温泉が見えてきます。どう見ても一般民家にしか見えないので、玄関まで行き、引き返して来たりしながら、どうしようかと思ったのですが、田んぼで作業しているおじいちゃんに聞くと、「そこだぁ。」と言うので、安心して突撃しました。
玄関前に、大きな犬が二匹いて、一匹は放し飼いなのです。そのワンちゃんは遠慮がちに唸っているのですが、犬が苦手な私には、ものすごく怖く感じるのです。平気な顔をして見せたのですが、そのワンちゃんにはバレているのかも知れましぇん。あっ、カモも飼っていましたよ。
2004.08.27
家の中を見ると、戸の中から、かなりの年配のおばあちゃんがこっちを見て何か言っているのです。行ってみると、「$#%&・・・」何を言っているのか分かりません。
「お風呂、入れますか」と聞くと、標準語っぽく切り替えてくれて、「うん?、わがんねぇ〜。行ってみろ〜」というので、お風呂の方に行って手を突っ込んでみると、かなりぬるいのです。「ちょっとぬるいですね〜」と言うと、「んで、お湯入れっから待ってろぉ」と言ってどこかに消えてしまいました。
入口には女湯と男湯と書いてありますが、中は一緒になっています。一応、湯舟が2つあり、スライドカーテンで仕切ることができますが、片方は源泉そのまま投入、掛け流しで、もう一方に、おばあちゃんが沸かしたお湯を注いでくれているようでした。
お湯は、かなりスベスベする無色透明の匂いのないお湯です。源泉そのまま掛け流しの方はかなりぬるく、プールに入った時のような、あの懐かしい、身震いするような感覚を味えるのです。夏の暑い日は気持良いことでしょう。
お湯投入の方は、汚れもあるような感じです。源泉とお湯の両方を投入しながら入ると、キレイになって良いかも知れません。ちょっとタイムスリップした感じの浴室は、一般人にはちょっと無理かもしれません。
(丁度お昼だったので)帰りにおばあちゃんが、「あらきそばに行ってみろ〜」と教えてくれたのですが、(予定していた)別のそば屋に行ってしまいました。ゴメンナサイ。何というか、笑みを浮かべながら話す、あの話し方は私の祖母とそっくりで、思い出してしまいました。
あと何年、この温泉を続けられるか心配です。次に行ったときに、なくなっていたら涙がでそうです。今、こうして記(しる)せたことを、うれしく思います。 |
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| 泉質:単純温泉 低張性アルカリ性低温泉 源泉:湯野沢源泉 29.7℃ pH9.8 |
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