東北の温泉と観光・旅行
富本温泉

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〒995-0112 山形県村山市大字湯野沢2651
TEL. 0237-54-2636

入浴 500円 時間:随時(たぶん)
入浴、宿泊(たぶん)
無休(だと思う、おばあちゃん次第。おじいちゃんもいる)
貸切内湯2
シャンプー、セッケンあり

 最上川の西側を走るR347から、富本温泉の看板(ボロボロ)を曲がり、細い田んぼのあぜ道のような道を信じて進んで行くと、一般民家風の富本温泉が見えてきました。どう見ても一般民家にしか見えないもので、玄関まで行っては引き返したりしながら、田んぼで作業しているお爺ちゃんに「あの〜富本温泉ってどこですかぁ?」と尋ねると、「そごだぁ」とおっしゃるので安心して突撃しました。
 すると玄関前には大きな犬が二匹いて、一匹は放し飼いなのです。私が突進して行くと、そのワンちゃんは遠慮がちに唸っているだけなのですが、犬が苦手な私には物凄く怖く感じるのです。平気な顔をして見せたのですが、そのワンちゃんにはバレているのかも知れましぇん。あっ、カモも飼っていましたよ。
2004.08

家の中をのぞくと、戸の中からかなりの年配のお婆ちゃんがこっちを見て何かを言っているようなのです。近くに行ってみると、「$#%&・・・」何をおっしゃっているのか分からないのです。

こういう時は先手必勝だと(訳の分からないことを考え)「お風呂、入れますか?」と訊いてみると、急に標準語っぽく切り替えてくれて、「うん?、わがんねぇ〜、行ってみろ〜!」とおっしゃるので、(たぶん、そういうことだろうと)お風呂の方に行ってみました。お湯に手を突っ込んでみると、かなりぬるいのです。「ちょっとぬるいですね〜」と応えると、「んで、お湯入れっから待ってろぉ!」とおっしゃってどこかに消えてしまいました。

入口には女湯と男湯と書いてありますが、中は一緒になっています。一応、湯舟が2つあり、スライドカーテンで仕切ることができますが、片方は源泉そのまま投入の掛け流しのぬるいお風呂で、もう一方はお婆ちゃんが沸かしてくれたお湯が注がれているようでした。

お湯は、かなりスベスベする肌触りで、無色透明の匂いのない温泉です。源泉そのまま掛け流しの方はかなりぬるく、プールに入った時のような、あの懐かしいような、身震いするような感覚が味えるのです。お湯投入の方は、少し汚れもあるような感じになっていましたが、源泉とお湯の両方を投入すれば、キレイになって良いのかも知れませんね。まあ、ちょっとタイムスリップした感じのお風呂は、一般人にはちょっとキツイかもしれません。

帰りにお婆ちゃんが(丁度お昼だったので)(訊いてもいないのに)、「”あらきそば”に行ってみろ〜!」と教えてくれたのですが、(予定していた)別のそば屋に行ってしまいました。ゴメンナサイ。何といいますか、微笑みを浮かべながら話す、あの話し方が、私の祖母とそっくりなもので、思い出してしまいました。

あと何年、この温泉を続けられるか心配です。

泉質:単純温泉 低張性アルカリ性低温泉
源泉:湯野沢源泉 29.7℃ pH9.8
宿泊は村山市のホテル・旅館
(C) 東北の温泉と観光・旅行 2004