山形と新潟の県境、飯豊連峰の山中に秘湯の一軒宿があると知り、えんやこらと、この飯豊山荘までやって来ました。すると、想像していた(朽ち果てた)秘湯とは違い、木造の建物は比較的新しく、崖の上に立つ宿のかなり下方に激流の渓谷が清らかに、「ザーッ」という川音が鳴り響いていました。
山形県小国町はかなり広い面積(山形県総面積の7.9%県内最大)で、どこまで行っても小国町という感じで、なかなか抜け出すことが出来ませんでした。
2004.06
受付を済ませ、お風呂に行ってみますと、中位の湯舟にお湯がサヤサヤと、程よく掛け流されており、湯舟と床のタイルには、茶色い析出が大量にこびりついています。当初、湯舟の全面から掛け流されていたようで、浴室の床の全面が茶色になっています。でも現在は、湯舟が傾いてしまったせいで、一ヶ所からのオーバーフローになっていました。湯舟の底には、鉄系の湯ノ花が沈殿しているのも見逃せません。
お湯は透明で匂いも無いですが、よく見ると湯ノ花のせいか、ほんの少し茶色になっているように見えました。そして湯上り後に体を拭くと、案の定、タオルが茶色に染まるのです。あと、不思議なことに、肌触りがキシキシするんですよね。
とか、なんだかんだ言っておりますが、ここのメインはやはり飯豊の山々。お風呂から眼下に見える渓谷も、周りの山々の景色も、最高でございます。
泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性中性高温泉
源泉:1号、2号、3号、4号混合泉 44.8℃ pH6.7 ナトリウム 257, カルシウム 184, 鉄U 3.0, 塩素 307, 硫酸
305, 炭酸水素 407, メタケイ酸 75, 遊離二酸化炭素 136 (遠くの源泉から引湯しているらしい) |
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