鳴子温泉街から川を隔てた向こう岸にある、ちょっと小さめの温泉旅館の紫雲峡へ、日も暮れそうな夕方やって参りました。「こんにちは〜」と声をかけながら入って行くと、すぐに女将さんが出てきたのですが、どうも「今日はちょっとダメなんですけどぉ〜」みたいな顔をしているのです。「あっ、お風呂だけいいですかぁ〜」と尋ねると、曇った顔も晴れて快く歓迎して下さいました。
2004.11
ここには貸切露天風呂があるのですが、のぞいてみると今日はぬるくて入れないようでした。
気を取り直して内湯に行ってみますと、小さめの湯舟ですが、豊富なお湯がとうとうと注がれ、気持ち良さそうに掛け流されているではありませんか。見ると、湯舟の縁や床に、茶色の析出がシワのように何層にも折り重なっています。おーなんだか、これは凄いぞぅ。
喜び勇んでお湯に浸かってみると、それはかすかに笹色付いた透明なお湯で、わずかにアブラ臭と鉄の匂いを感じます。なんだかんだ言っても、この湯量豊富なお湯は湯舟の中でも流れがあり、肌の感触も良い感じで最高です。あ〜、温泉はこうじゃなくちゃ。最近、温泉巡りにちょっと疲れを感じていましたが、また元気が湧いてきました。
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性中性高温泉
源泉:末沢の湯1号 65.5℃ pH6.4 ナトリウム 327, カルシウム 160, 硫酸 303, 炭酸水素 948, メタケイ酸 163,
遊離二酸化炭素 356 |
内湯、露天風呂の順
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