どこかへ行く途中の通り道でもなく、大きな町の近くでもなく、はたまた幹線道路からも少し離れた行き止りの地。そんな湯田温泉峡・湯川温泉の最奥部にある、高繁旅館にやって参りました。聞くところによると、ここの黄金風呂が凄いらしく、一度浸かってみたいと興味をそそられ、はるばるやって来たのでございます。
(月並みですが)、来る前に想像した山奥の鄙びた宿とは違っていて、渓流沿いの崖の上に建つ立派な大きなホテルに、一瞬恐れおののいた次第でございます。
2004.04
館内に入り、受付にいた女将さん(らしき方)に料金を尋ねると、「300円」と(機嫌が悪かったのか)少しぶっきらぼうにおっしゃるので、安さとその対応にたじろいだのでございます。が、気を取り直して(金のお風呂のことを無理やり頭に思い浮かべ)浴場へ突撃することに致しました。
まず最初に2F浴場を覗いてみると、むわ〜んとした空気の中に、なんと黄金の浴槽がキラビヤカに横たわっているのです。しかも2つもあるのです。壁も黄金で、あやしい光を放ち、すぐに目がくらみそうなのです。食い入るように観察してみると、どうも金(箔)のタイルを張っているようですね。中尊寺の金色堂と同じ光りを放っているように見えるので、偽物ではないように思われます。
喜び勇んでその黄金風呂に一人飛び込んでみると、何ともいえない気分なのです。この不気味な山吹色、何をか言わんかや。
お湯は、無色透明無臭のさっぱりしたもので、少しツルツルする肌触りの弱アルカリ性の温泉です。結構大きなお風呂で、おそらく掛け流しになっているように思われます。ふと見ると湯舟の中にライトが付いていて、(点けた時には)とっても妖しい光を放ちそうなのです。あとはジャグジーもありました。ちなみに金のタイルというものは滑って仕方ないものですね。
この他に、1F男湯には滝のようになっている内湯と大きな露天風呂があり、何故かこちらには、ちらほらとお客さんがおりました。あと、2Fの女湯にはメノウで造られたお風呂があるそうです。
ちなみに、この近くには鉱山跡などがあり、昔、金が採掘されていたようです。その意味もあって、この黄金風呂が存在するのだと思いますね。
泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉
源泉:高繁の湯 76.6℃ pH7.7 700L/m ナトリウム 335, 塩素 386, 硫酸 253, ラドン 2.97Ci |
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