月光温泉大浴場は、郡山市南部の国道4号線から程近いところにある小さな温泉です。隣に月光温泉クアハイムがありますが、別の施設のようです。来てみると、一見、夜の商売をしているとしか思えない佇まいなのです。月光温泉の看板もあるのですが、正面にあるクアハイムの物だと思ってしまうほど、温泉浴場らしくないのです。しかも、どう見ても休業中に見えてしまうので、「入り口」の看板が無かったら、誰も入って行けないような気がします。
2005.07
中に入ると、受付にお婆ちゃんが座っているのですが、その風貌がかなり怖いように見えたのでございます。腰を引きつつ料金を払うと、しかられた子供のように肩をすくめながら浴場に向かいました。
浴室を見ると、中位の湯舟に大量にお湯が注がれていて、おもいっきりオーバーフローしています。四角い注ぎ口の箱からは、お湯がバシャバシャと噴き上げていて、ザンブザンブと湯舟に注ぎ込んでいるのです。先客のオジサンの話だと、朝はもっとお湯が高く噴き上がるとおっしゃっておりました。
室内は、オーバーフローしたお湯が流れるシャーッという音と、お湯が噴き出すバシャバシャという音が、コンクリート・タイル張りの浴室に響き渡って、とても凄い子守唄なのです。湯船に浸かりボーッとしていると、だんだん意識が遠くなり、久しぶりに湯舟の縁に横になってしまいました。(今日も暑かったしなー)
お湯は無色透明無臭で、オイルを塗ったようにツルンツルンする肌触りの気持ちの良いお湯でした。こんな所に、こんな良い温泉があるなんて、素晴らしいです。これだから温泉巡りはやめられません。
この建物といい、立地条件といい、お婆ちゃんの風貌といい、ここは数々の試練を乗り越えて今があるのだなーと、感慨も一入(ひとしお)なのでございます。また来ます。
泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性アルカリ性高温泉
源泉:月光温泉 あさか野泉 48.0℃ pH9.0 616L/M 動力揚湯 ナトリウム 440, フッ素 7.0, 塩素 258, 硫酸 530 |
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