東根温泉の外れにある、最近できた日帰り温泉「石亭小松・こまつの湯」にやって参りました。旅館営業の石亭小松の別館という形で建てられたようで、新しくてとても綺麗な施設になっています。玄関脇には湯煙を上げる木箱の湯槽があり、何かなーと見てみると、温泉卵を作っているところでした。
2005.03
中に入ると少し広いロビーがあり、そこは食堂も兼ねた(屋内なんですが)カフェテラスのような感じになっています。その奥の方に広間があるようですが、休憩料金を払っていないので襖(ふすま)を開けて覗(のぞ)くことが出来ませんでした。
ロビーから暖簾をくぐり浴場に入ってみると、薄暗がりに差し込む太陽がまぶしい大きな内湯と、窓の外に前方後円墳的な形の露天風呂がありました。洗い場がちょっと広めに設けられていて、なかなか良い感じです。
お湯は、琥珀色の透き通ったもので、少し焦げたような、カビ系のようでもある匂いがします。熱いお湯が注がれていましたが、どうも循環のように思えます。でも午前中のせいかお湯はキレイで、新鮮さを感じました。何といっても冬の露天風呂は最高に気持ち良く、格別ですね。
湯上り後、脱衣所で涼んでいるとお爺ちゃんが上がって来まして、体重を量るとおもむろに一言おっしゃるのです。「1キロ減ったな〜。だんだん痩せていって、あとはさよならだぁ〜!」。独り言のように、そして連れのお爺ちゃんに聞こえるように語るので、当然一緒にいた私にも聞こえてきたのです。
そんな事を聞いていると、赤の他人でもとっても哀しくなってきます。思わず自分の両親の事を思い出し、温泉にでも連れて行ってやろうかと思ってしまいました。あぁ〜、人生なんて、はかないものだなぁ〜。秀吉の一句が思い出される。「露と落ち、露と消えにし、わが身かな。難波のことも、夢のまた夢」。
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉
源泉:東根温泉共同組合13号泉源泉 69.7℃ pH8.1 ナトリウム 390, 塩素 469, 硫酸 205, 炭酸水素 172 |
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