肘折温泉街の中心部にある、意外と大きな旅館です。メイン通りはとても狭いので、裏の川沿いにある別館前の駐車場に行くとスムーズです。受付もそちらでOKで、別館と本館は二階で繋がっています。
ここはなんちゅうか、かなりアットホームな旅館です。都会的感覚で来ると、なんじゃこりゃと腹を立てたくなるくらい、のんびりしているというか、牧歌的というか、そんな感じの所なのです。昭和の時代に来たぐらいに思って来ると、ちょうど良いかもしれません。細かいことは言いなさんな、おおらかな気持ちで泊って下さい。それが肘折温泉なんです。
2005.09宿泊
本館1Fのお風呂は細長い浴槽で、笹色に濁ったお湯が掛け流しになっていました。注ぎ口のお湯は少し鉄の匂いがし、肌を軽くこするとスベスベし、強くこするとキシキシするお湯です。
感覚的に、遠刈田温泉のお湯を思い出してしまいました。う〜ん、やはりお湯はとても良いです。湯量豊富な温泉は、気持ち良いもんですね〜。ここはお湯だけで、かなり満足できると思います。
食事は、さすがに山の料理といったものです。まあ、特筆すべきものは、コゴミのおひたし、ミズ、フキといったところで、何故かクジラ肉の断片も少し入っていました。(料理は一番安い料金のものです。写真は刺身をちょっとつまんでしまいました。こりゃ〜!)
翌朝、別館の浴場に行ってみると、かなり古めの浴室で本館より少し小さめの湯船がありました。別館では、湯治をしている人たちの炊事をする音が廊下まで聞こえてきて、湯治といっても、のんびり寝ているわけではないんだなーと、何か勘違いをしていた自分に気付いたのでございます。
こちらのお風呂の源泉表示は、本館と同じものになっていましたが、注ぎ口のお湯は、鉄の匂いなどしませんでした。こちらの方が源泉から遠いのでしょうか。どちらも、湯船のお湯の匂いは、ほとんど無いです。 |
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泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉 源泉:村井源泉(宿の独自源泉) 43.0℃ pH6.2
ナトリウム 469, 塩素 454, 硫酸 112, 炭酸水素 538, メタケイ酸 110, 二酸化炭素 638
☆お風呂の写真は上が本館、下が別館。どちらも「組合2・3号泉、村井源泉」、山水加水 |

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肘折温泉は「湯治の町」なんです。
夜10時になると防犯防火のための夜回りがあり、かわいたカチッカチッという拍子木の音が聞こえてくるのです。何故か「ひのよ〜じん」の声は聞こえません。拍子木の音色が、木によって違っていたりして、意外と味わい深いものです。
朝5時になると、にわかに外が賑やかになり、名物の朝市が始まります。それでも起きない人のためではないでしょうが、6時になるとチャイムが鳴るのでございます。都会的感覚で来ると、なじめないかも知れませんが、これが湯治の町、肘折温泉なのです。
帰りに、隣のほていや商店で売っている「ほていまんじゅう」を買って帰ったのですが、意外と家族に喜ばれました。茶色のまんじゅうで、中にこしあんが入っています。郡山の薄皮まんじゅうの素朴系かなー。 |
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