中山平温泉の鳴子熱帯植物園の入口脇にある、小さな丸進別館にやって来ました。駐車場から玄関の方に歩いて行くと、建物の脇から湯煙がモウモウと立ち昇り、大事な私の車に硫黄の蒸気が襲いかかってくるのです。よけると乗り降りできない泥濘(ぬかるみ)に入ってしまうし、どうしようもありません。あ〜あ〜。
気を取り直して、中に入り呼びかけると、奥から女将さんが歓迎するように出て参りまて、(山形弁、特有の)過去形の言い回しで応対してくれました。
2005.02
旅館の最奥部にある浴場は、大きい方が男湯、小さい方が女湯になっていました。改装したらしく、ところどころが新しいです。
お湯は、無色透明で少し硫黄臭がする、かなりヌルヌルする肌触りのお湯です。お湯の注ぎ口はちゃんとあるのですが、そこからではなく、湯舟の中の小さい穴から熱いお湯が噴き出していました。大きな湯舟には、少し少なすぎる湯量のように思いますが、たぶん、熱いお湯なので、あまり多く投入できないのでしょう。(男鹿・雄山閣のような)散水方式にすれば、もっと投入できると思うのですが‥。
しばらくして「フゥーッ」とため息を付くと、にわかに辺りの異変に気付いたのです。なんと、湯舟が傾いているのに、お湯がこぼれないのです。そうなんです。ここは錯覚の部屋、トリック風呂なんです。よくよく見ると、建物の傾きと湯舟の傾きが違います。ウォー!どうなっているんだ。子供なら喜びそうなんですが、酔って入ったら益々酔いそうです。こりゃすごいぞ!。
目が回ってきたので、今日はこれで真っ直ぐ家へ帰ることに致します。ほんじゃ。
泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性アルカリ性高温泉
源泉:丸進別館1号泉 100.0℃ pH9.8 ナトリウム 281, 硫酸 177, 炭酸 177, メタケイ酸 324, 遊離硫化水素 1.1
(炭酸水素でも、二酸化炭素でもなくて、炭酸イオンが多い) |
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