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とら食堂は白河市の町外れの集落の端の、目の前は田んぼというロケーションにありました。朝11時開店の10分前に来てみると、ちらほらとお客さんが店の前のベンチに腰掛けて並んでいるところでした。どうやら、他県(関東地方)ナンバーの車が多いようです。
時間になり中に入ると、かなり広い木造りの店内で、意外と綺麗で改装して間もないようにも見えるのです。11席程のテーブルと小さめのカウンター席があり、休日にはごった返している風景が目に浮かびます。
とりあえず、普通の手打ち中華を頼むと、程なく出て来ました。見ると、ちょっと色の濃いスープではありますが、普通の中華そばに見えました。スープを一口飲んでみると、しょうゆの香りが口の中に広がり、加えて鶏のような香りも漂うように感じました(実際に鶏を使っているのかは不明)。
しょうゆは普通のしょうゆではなく、(白川の醤油屋さんのものか)手造りしょうゆの風味なのです。チャーシューもしょうゆの香りが染み込んだもので、なかなか他所では味わえない風味があります。麺は中細くらいのちぢれ麺で、何かの黒い点々も、かすかに付いていました。
他の白河ラーメンを食べたことがないのですが、ここのラーメンは、何と言っても、このしょうゆの風味が特徴で、簡単に言うと「鶏ガラ醤油ラーメン」だと思いました。
確かに旨いことは旨いのですが、何回か食べないと、このラーメンの旨さは分からないのかも知れません。
2005.11 |