とうとうやって来ました、岩手のミステリーゾーン、そしてパワースポット、座敷わらしの宿「緑風荘」。でも座敷わらしが出るという部屋は、はるか先まで予約でいっぱいなんだそうで、今日は普通の部屋に泊まってみることにします。まあ、他の部屋でも(座敷わらしが)来ないこともないそうなので、気が向いたら来てくれるのでしょう。館内は木造の古い造りで、歩くと床や廊下がキシキシと鳴り、座敷わらしが来るとすぐに分かるようになっていました。
えーと、宿は母屋と旅館の2つの建物からなり、座敷わらしの部屋は母屋にございます。私が泊まる普通の部屋でも、お客さんが持ってきたという人形やオモチャが沢山飾ってあり、ちょっと面食らってしまいました。
部屋でしばらくボーッとし、興奮が冷め、我に帰ると、そこはガスストーブが暖かく、何か落ち着く部屋なのです。ふうっと一息つき、縁側に出て窓を開けると、二戸の町外れの夕方のセピア色の風景が広がっておりました。
2006.11(宿泊)
ほどよい後、お風呂に向って廊下をキシキシ鳴らしながら行くと、廊下のあちこちに有名人の写真が飾られてあり、それを見ながら行くと、なかなか前に進みません。「さすが芸能人、美人が多いですな〜」。一般人の写真を撮ると、そんなに美人に写らないものですが、写真に写る芸があるというか、さすがにプロで、写り方を分かっていらっしゃるようですね。(でもいつも同じ顔なんですわな‥)
さて浴場の方は、2Fが女湯、1Fが男湯で、男湯の方は女湯の2倍もの広さになっています。男湯には、とっても大きな丸い湯船と、扇方の湯船があり、もう一つ(水風呂の)四角い湯船もありました。
お湯は無色透明で匂いは無く、アルカリ性のツルツルする肌触りの温泉です。大きな丸い湯船は、循環ながら半掛け流しになっており、意外と悪くはないと思います。まあ、ここに泊まるお客さんは、温泉が目当てじゃないと思いますから、温泉だっただけで儲けものなのです。
風呂上りにフロントへ缶ビールを買いに行くと、隣りに「極楽ルーム」という部屋があるのです。「なんじゃー」と覗いてみると、人形やオモチャが沢山置かれ、壁際にゲーム機、そしてその横にマッサージ機が設置され、老夫婦が静かに座っているのでした。ふと見ると、おじいちゃんが口をポカンと開けて少しニッタリとし、本当に極楽という顔をしているのです。(まだ生きているとは思うのですが、何か怖くなり、逃げるように部屋に帰ったのです。)
泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性温泉
源泉:湯田温泉(大湯) 34.0℃ pH8.2 ナトリウム 226, 炭酸水素 434, ラドン 20.84Ci |
|

|
夕食は母屋の広間で、今日は座敷わらしの部屋「槐の間(えんじゅのま)」に泊まっているお客さんが良い人で、夕食中、他のお客さんに部屋を開放して見せてくださいました。
皆でヤンヤ・ヤンヤと向かってみますと、そこは2間続きの部屋で、たくさんの人形やら何やらが置かれてあります。宿の人が「写真を撮ると、オーブ(白い玉)が写りますよ」というと、「あっ、写っている」と一人の女性が奇声を上げておりました。こんなにオーブが開け広げに現れるなんて、とても信じられません。
ほどほどな時間が過ぎ、食事広間に戻ってくると、部屋を開放してくれたお客さんと、もう一人、オーブが写ったと、はしゃいでいた女性のダンナさんが、モクモクと食事をしているところでございました。そういえば、座敷わらしの部屋に向かった中で男性は私一人だけでして、やっぱ、こういうことが好きなのは女性のサガなのでしょうか。
食事は山の幸と思いきや、三陸に近い(?)せいか海の幸がメインで、意外と満足できる内容です。山の中を思いおこさせるのは、ニシンの甘露煮のシソ巻きですかな〜。
「オーブ」
オーブはフラッシュをたくと、よく写るそうです。宿に置いてあった写真を見ると、実にたくさんのオーブが写っていました。
私の住んでいる宮城県の温泉めぐりで、2箇所でオーブを撮ったことがあります。その場所にはどちらにも、祠(ほこら)がありました。きっと科学的に何かがあるに違いありません。何かがあったので、祠が祭られているのだと思いますね。 |
|