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大仙市役所から一本南の通りにある、かなり歴史のあるラーメン屋さんです。前に食べた大曲の繁昌軒のラーメンがおいしかったので、他のラーメンも食べたくなりやって来ました。通りは一方通行で、駐車場も無いようだったので、市役所に車を止め、歩いて来ました。(歩いてすぐ)
玄関から入ろうとすると中は暗く、「もしかして、やってないのでは?・・・」という雰囲気なのです。中に入るとやっぱり暗く、かなり大昔の食堂、そのままなのです。でもお客さんはたくさんいて、繁盛しているようです。大曲の人は奥ゆかしいのか、かなりの小声で連れの人と話し込んでいました。
メニューを見ると、どれも驚く安さで、どうしようかと思いましたが、中華そば大盛を頼んでみました。
出てきたラーメンは、黄色い麺にかなり濁ったスープです。スープを一口飲んでみると(レンゲなし)、ミックス系の複雑な味わいで、ちょっとしょっぱい感じがします。麺は細いのですが、ちょっとかためで、しょっぱいスープにからみます。何といいますか、観光客には向かない感じですが、秋田出身のマネージャーは、とても安心する味、美味しい、と言っていました。この地域のお決まりの麩(ふ)は、結構いけます。
えーと、どこにも何も書いてありませんが、食べた後は皆さんセルフサービスで器を片付けていました。
家に帰ってから、ふと思い出すと、このかな〜りのレトロ食堂は何故か心に残っているのです。本当の秋田大曲の一部分に触れた、そんな感覚を受けるのです。なにか、実直さ、とでもいうのでしょうか、そんなものを感じました。観光地の旅が普通ではありますが、本当の秋田に触れる旅も、実にいいものです。
見てください、この小さなチャーシュー。中華そば350円(写真は大盛り420円)という値段と共に、具も昔とちっとも変わっていないのではないでしょうか。
2006.10 |