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冬から春にかけて相馬に来ますと、イチゴ狩りの看板を目にします。宮城では亘理のイチゴが有名ですが、その南に相馬があるわけで、なるほど、とツバを飲み込みつつ突進したのでございます。
目立つランドマークも無い林や畑を通り抜けると、まるで手を振るように「イチゴ狩り」のノボリがハタめいていて、「あ、ここだ、ここだ」という感じで和田観光苺組合にたどり着きました。
組合管理棟で受付を済ませると、「11番の佐藤いちご園へ行って下さい」と案内され、勝手にそちらへ行くシステムなのです。ここはどうも、イチゴ農家が組合を作っていて、組合がどの農園に行くかを割り振っているようです。これほど多くの農園が集まったイチゴ狩り園は、東北一ではないでしょうか。しかも、安いのです。
農道を車で3分ほど行きますと11番の看板があり、奥にビニールハウスがたくさん連なっています。ご主人と思しき方に案内されてビニールハウスに入ると、とても暑く、上着なんて着ていられません。(今日は暖かい日)
ご主人が「さあ〜、ぜ〜んぶ食べて下さい!」と言うと、それがピストルの合図であったかのように、イチゴのウネに突進したのでございます。他にもお客さんがいたのですが、1つのハウスは私たちだけなのです。うねに沿って食べ進んで行くと、まだ沢山あるのに、どうしても先へ先へと進んでしまうんですよね。
渡された練乳兼ヘタ入れに食べたヘタを入れていくと、10分程で満杯になり、私のお腹も満タンになってしまいました。とても制限時間の30分まで、持たないのです。ギブアップして通路に出て休んでいると、どうも女性陣の方が粘り強いようで、どのハウスの前にも男性がへたり込んでいて、ハウスの中から女性陣のはしゃぎ声が聞こえてきます。あ〜、もう誰にも止めることが、できません。(止める気も起こりません)
最後にご主人は「これで文句がある人は、私に言ってください!」と自慢げに胸を張っておりました。ごっつぁんです。自分では(スーパーのパックでいうと)3パックぐらい、食べたと思いまーす。
2006.02 |