蔵王連峰からまっすぐ下りてきた山形盆地のど真ん中、その田んぼの中にある感じの、つい最近できた日帰り温泉です。百目鬼(どめき)は何とも妙な名称ですが、川のどよめきが訛り、それを漢字に変えたあて字のようです。
2007.04
中に入ると、待合室のような感じの休み処と売店があり、ふすまの奥に有料の広間がありました。
奥の浴場に行ってみると、中位の広さの脱衣所があり、脱衣棚の上には菅笠(すげがさ)が置いてありました。雨や雪の日、露天風呂に入る時に使うものなのでしょう。さすが山形、花笠を連想しますね。
浴室には四角い湯船。大きなガラス窓の外には岩造りの露天風呂があります。最初に露天に出てみると、これが何とも綺麗な白っぽい緑色のお湯で、縁から大量にお湯が掛け流され、匂いを嗅ぐと甘い鉄の香りがするとても気持ちの良い湯です。肌触りは、気泡が体に付いたせいか、少しスベスベするように感じました。カルシウムが多いので、通常はキシキシするものと思います。
この時季の山形は、平地を吹き抜ける風が少し冷たく、熱いお湯に浸かりながらその風にあたると、この上ない清涼感に包まれるのです。広い平地にある露天風呂って、何か特別な感覚がありますね。最高です。素っ裸で低い塀から眺める遠くの街並みもマンザラでもありません。
内湯も同じお湯ですが、こちらは甘い香りのない鉄といった感じの匂いでした。高張性の温泉なので「3分以内の入浴」と掲示してありますが、かなり長い間、浴場にいるおじいちゃんがおりました。「1分浸かり休憩」を何回も繰り返しているようです。えーと、どうすればいいの〜。
泉質:ナトリウム-塩化物泉 高張性中性高温泉
源泉:百目鬼温泉 56.9℃ pH7.6 500L/M 350掘削 ナトリウム 3667, カルシウム 698, 塩素 6381, 硫酸 307 (平成16年5月分析) |
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