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福島の旅館で新聞を見ていたところ、「鮭がそろそろ遡上しそうだ」というので、こうしちゃいられないと思い、やってきました。
福島県の太平洋側、浜通りをいわき市から国道6号線を遡上(シャレ)し、最初に見つけた「鮭」の看板、楢葉町の木戸川に行ってみると、これが道が分からず断念(まだ早かったか‥)。
次に浪江町に来ると、「さけまつり」のノボリが道沿いに立っていたので、請戸川(うけどがわ)の河口の方に進むと、川沿いに沢山のノボリがあり、その先に漁協の建物と泉田川観光食堂がありました。堤防から下を見ると、広い川を横切るようにヤナが仕掛けられていて、今日はオジサン達が一生懸命にヤナの掃除をしているところでした。
ヤナの脇には小さなプールがあり、ヤナから岸の方に泳いできた鮭が自然に入り込む仕組みになっています。まあ大抵は、網で獲るのだと思いますが‥。そのプールをのぞいてみると、気の早い鮭が一匹だけいるのです。鮭は傷ついた体をしており、長旅の苦労を物語っておりました。
そこへやって来たご近所のオジサンが、「今年は今月末だなー、まだ早いなー。時季になると、ここ(プール)が鮭でワヤワヤになるよ。川の方では、鮭がヤナを越えようとして物凄いぞ」と教えてくれました。「宮城の鮭はどうだぁ?」みたいに、当たり前のように尋ねられたので、困ってしまったのですが、やはりこの辺は鮭の宝庫のようですね。
ここ以外にも、前出の木戸川(楢葉)、熊川(大熊)、真野川(鹿島)、新田川(原町)で鮭が獲れるようです。いつか、ワヤワヤ(オジサンの表現)の鮭を見てみたいです。
2007.10 |