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高湯温泉から更に上方へ(いつもは有料の)磐梯吾妻スカイラインを行くと、頂上付近でにわかに荒涼とした景色へと変り、青森の恐山、秋田の川原毛地獄のような、人々を圧倒し、そして唸らせる、そんな光景が姿を現したのです。
ははー、こんなところが福島にもあったんですねー。こんな観光どころを(有料にして)隠しておくなんてもったいない、ほんと(人類の)損ですね。
想像以上に立派なレストハウス(売店・レストラン)のある平地(駐車場)から、小高くそびえる吾妻小富士へ登り、振り向けば下界の人々がチンケに見えること。対面には一切経山中腹の一筋の白い噴気、その下に広がるは浄土平湿原。その雄大な景色の中を汗をカキカキ、吾妻小富士・外輪山を行き、対角にある山頂を目指すのでありました。
いざその山頂に立ってみますと、眼下に見える筈の福島の景色は雲で覆われ、山肌を這うように勢いよく雲が湧き上がります。急変した山の空気が突風を巻き起こすと同時に、私の体が揺らぎ、すぐさま足が震えだし、持病の高所恐怖症が発症したのでございました。
悠々と一周するはずが、急にへっぴり腰の哀れな人間に変身し、青白い顔で引き返して下山。‥ちなみに、スニーカーぐらいでOKで、1周1時間くらいだす。あ、レストハウスの辺りで標高1600m位なので、とても涼しいです。
2011.08 |