中に入り入浴をお願いすると、ハキハキした女将さんが出てまいりまして「お湯の上層が熱くなっているので、かき混ぜて入るように‥」と教えて下さいました。
早速と奥へ向かい、とりあえず男湯モードの混浴大浴場に入ってみますと、そこには、白い湯ノ花がたいそうこびり付くコンクリートの浴槽に、やや薄青白く濁ったお湯が、静かに満たされておりまして‥。それは硫黄の濃さは薄いようですが、粉状の湯ノ花が沢山舞っており、硫黄臭もちゃんと漂ってきます。
で、注ぎ口からは熱いお湯がチョロチョロと注がれておりましたが、なにせ浴槽が大き過ぎるため、お湯がぬるくて、長くは入っていられなく‥。これじゃ風邪をひくと思い、別室の内湯の方に駆け込み、ドボン‥。
して、その男性用内湯は、程よい湯温で温かく、やっと一息。こちらは無色透明でツルツルする肌触りの、サッパリとしたお湯。また、浴室全体がタイル張りで、かなり歴史感のある空間でございました。
帰り、家族風呂の方に入ったMGが「底が水だった」と憤慨気味に‥。ちゃんと最初に「かき混ぜて」と言われたじゃない‥。
なんか、ほんと、せっかく無理して入浴OKにしたのに、文句ばっかり書かれて‥、てな感じになりまして、申し訳ありません。
①大浴場、家族風呂泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:硫黄泉 83.5℃ pH7.1
②男性用内湯泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:芒硝泉 60.0℃ pH7.6 |
混浴大浴場、家族風呂、男・内湯の順 |