東川原湯は、鳴子温泉の国道沿い(姥の湯旅館の隣)にひっそりとある温泉旅館です。いちおう「ひっそり」という形容詞で書きましたが、見ると、道路から一段低くなった敷地に、コチャコチャと建物がにぎやかに連なっていて、期待と不安を抱かせる、そんなたたずまいなのです。
2003.04
中に入り入浴をお願いすると、ハキハキした女将さんが出て参りまして、「お湯の上層が熱くなっているので、かき混ぜて入るように。」と教えて下さいました。
混浴大浴場に入ってみますと、白い湯の花がこびり付いたコンクリートの浴槽に、やや薄色の青白く濁ったお湯が静かに満たされていました。硫黄の濃さは薄い感じですが、粉状の湯の花が沢山舞っていて硫黄臭もしてきます。注ぎ口からは熱いお湯がチョロチョロと出ていましたが、なにせ浴槽が大き過ぎるためお湯がぬるく、とても入っていられないのです。これじゃ風邪をひくと思い、別室の内湯の方に駆け込みました。
男性用内湯は程よい湯温でしたが、とても温かく感じました。やっと一息ついた、という感じです。こちらは無色透明のツルツルする肌触りのサッパリとしたお湯です。浴室全体がタイル張りで、かなりの歴史が感じられる空間でございました。
家族風呂の方は底が水だった、と私の家族が騒いでおりました。‥静かな旅館に意表をついて突然に突撃したもので、旅館の方では温度管理がまだ出来ていなかったのだと思います。‥ちゃんと最初に「かき混ぜて」と言ったじゃない、ということですね。
「大浴場、家族風呂」
泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性中性高温泉
源泉:硫黄泉 83.5℃ pH7.1
「男性用内湯」
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:芒硝泉 60.0℃ pH7.6 |
混浴大浴場、家族風呂、 男・内湯の順
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